KOTOワイン盛岡について

KOTOの由来

KOTOワイン盛岡は、岩手県盛岡市の南東に位置する黒川・乙部・手代森・大ヶ生(旧都南村河東地区)の4地域の頭文字をとって名付けられました。岩手県と宮城県をまたがる北上川の東にあるこの地域は、緑の豊かな丘陵地にいくつもの農園や牧草地があり、りんごの産地としても知られています。

人繋がりのワイナリー

KOTOワイン盛岡は、地域貢献を目指す地元企業が繋いだ「地元企業ネットワーク」の活動のもとに生まれました。
5つある農園は元々、りんご園や牧草地として長年人が紡いできた土地でした。その土地はすべて、人との繋がりを失い耕作放棄地となっていました。今では地元企業ネットワークの活動により繋がりが生まれ、ぶどう園として新しい物語を紡いでいます。

地域を元気づけるために

町を展望するぶどう園

KOTOワイン盛岡の農園は、北上川の東に位置し、隣町を展望する西向きで日当たりのよい丘陵地にあります。
この地に最初の苗木が植えられたのは2018年のこと。200本の小さな苗が土に根を張り、翌年にはさらに2000本ものぶどうが植えられました。
約2.4haに及ぶ自社ぶどう園は5つの区画に分かれ、マスカット・ベリーAを主軸としたさまざまな品種が育てられています。

  • ぶどう作りの1年
  • ぶどう作りの1年
  • ぶどう作りの1年
KOTOワイン盛岡

ワインになるまで

KOTOワイン盛岡では、特徴的な製法が2つ採用されています。
1つ目は「マセラシオン・カルボニック製法」。房ごとタンクに入れ、二酸化炭素と共に密閉することで、ぶどうの皮から果肉へと色や味、香りがゆっくり移ります。そのぶどうを絞る事で、渋みが少なくフルーティなワインに仕上がります。
2つ目は「ビン内一次発酵」。発酵途中のワインをビンの中で発酵させることで自然な炭酸が残り、本来醸造家しか味わえない発酵中ならではの炭酸と甘みを楽しめます。

ワインになるまで
  • ワインになるまで
  • ワインになるまで
  • ワインになるまで

農業と福祉を繋ぐワイナリー

KOTOワイン盛岡は、有限会社いわてにっかコミュニティ企画が運営する「めだかの園」(就労継続支援B型事業所)と連携し、共にワイン作りに取り組んでいます。
農園では、障がいのある利用者の方々と一緒に草取りや枝の管理、収穫などを進めています。 また、醸造所でも仕込みや洗浄、瓶詰めなど、さまざまな作業に協力して頂いております。

農業と福祉を繋ぐワイナリー
  • 社名
    株式会社KOTOワイン盛岡
  • 所在地
    〒020-0403 岩手県盛岡市乙部30-17-1
  • 代表
    吉田 千尋
  • 設立年
    2021年6月25日
  • 電話番号
    019-658-8485
  • 営業時間
    10時00分〜15時00分(定休日/土・日・祝)

    ※農園などに出払い店舗に人が不在の場合がございますので、ご確認の上、お越しください。